|
||||||||
1982年 | 安居さん 小学5年 | |||||||
マドロネックファイターVSマドロネックキング、すべては、この一戦からはじまる。 マドロネックキング、マドロネックファイター、マドロネックZ、マドロネックXらがマドロネック軍を結成。 魔神登場。子分ブルーキラーとのタッグは、マドロネック軍を大いに苦しめる。 マドロネックキングの偽物キャラ、サタンキングが悪の軍団を結成しマドロネック軍と抗争。マドロネックXもマドロネック軍を裏切り参加。 |
マドロネックは、カタカナ遊びで勝手に作った名前。意味はない。 | |||||||
1983年 | ||||||||
悪のカリスマ、ザ・キング登場。 「どっちが本当のキングか確かめる日が来たようだ」。2人のプライドをかけた戦いが繰り広げられる。 |
||||||||
1984年 〜 1989年 | 安居さん 中学1年 〜 高校3年 | |||||||
突然、長い中断期間に突入。 | 小学校を卒業した安居さん。この頃はカミロボで遊ぶことが幼稚に思えて、カミロボからも卒業しなければと思っていた。しかし、思い入れの詰まったカミロボを捨てることはできずに、押入の奥にしまっておく。 | |||||||
1990年 | 安居さん 大学1年 | |||||||
長い沈黙を破って、新生カミロボプロレス再始動。 ファイヤーバード登場。構造・素材が改良され格段にパワーアップ。旧レスラーを次々と粉砕する。 団体・派閥を越えた全カミロボレスラーが参加するトーナメントを開催。ビッグイベントへと成長していく。 マドロネック軍に新星マドロネックサン入門。 カラテマン、シルバードラゴン、Bボンバーなど多くのレスラーが登場し、世代闘争が激化していく。 |
高校を卒業し京都芸術短期大学に入学。個性的な仲間と出会い、カミロボで遊ぶヤツがいてもいいという考えになり再開。
新しいカミロボの登場により、カミロボの世界にも年齢や先輩・後輩という概念ができた。 旧世代と新世代が、世代闘争を繰り広げるというのは、とても自然な展開だった。 |
|||||||
1991年 | ||||||||
力任せのプロレスがリングを席巻していくのに危機感を感じたマドロネックファイターが、団体に関係なく誰もが参加できる関節技の道場を開設。 パワーでスターの座に君臨していたファイヤーバードも熱心に習う。 マドロネックサン、師弟対決で初めてマドロネックキングに勝つ。以来、2人は愛憎が入り組んだライバルとして、名勝負を繰り広げていく。 ファイヤーバードの子分ダイナマイトストーン登場。 後輩であるファイヤーバードの子分に甘んじていたサタンキングが、ダメレスラーを集めて「おちこぼれ団体」を設立。過激なデスマッチなどで、強くなくても客を夢中にさせるプロレスを展開し、人気を得ていく。 ザ・キングがデスマッチ団体を設立。 マドロネックファイターは、マドロネック軍から離れ、格闘技系の団体を設立。 マドロネックキングのメジャー団体、ファイヤーバードのインディー団体を軸に、様々な団体が群雄割拠する状況になる。 |
作りたてのカミロボは動きがぎごちない。一気に増えたカミロボの動きをよくするために、この道場で練習させた。 数が増えてきたために、すべてのカミロボで遊ぶために、団体も多くした。 当時のプロレス界の多団体時代、対抗戦時代の影響も受けている。 普段は団体ごとで遊んでいるが、特別な試合や大きな大会になると、団体間の抗争に発展する。 各団体で同時多発的に進んでいたストーリーが、ある時交わることを楽しんでいた。 |
|||||||
1992年 | 安居さん 大学卒業 | |||||||
マドロネックキングの二番弟子アカオニキング登場。師匠を裏切り悪役に転向、悪の限りを尽くしトップレスラーの仲間入り
。 団体間の抗争はリングの上の戦いから、リング外の裏工作、政治的な駆け引きが重視されるようになる。 そんな戦いに魅力を失ったファイヤーバードが一時リングを去った。 |
この頃から、リング外でのやりとりや各カミロボの振る舞い方を考えることも楽しくなったのかもしれない。 |
|||||||
1993年 | ||||||||
グレート赤まむしデビュー。 ザ・キングの団体にスーパーパワー登場。長い下積み生活を送り、後にマスクを被りイメージチェンジに成功する。 |
グレート赤まむしは学生プロレスで安居さん自身が扮していたレスラー。学生プロレスをやらなくなって、カミロボプロレスにデビューする。当初は、安居さん自身がカミロボ界に入ったような感覚で、バックステージなどを見学する。 |
|||||||
1994年 | ||||||||
ザ・オーレ登場。名もないインディ団体を転々としながら、負けっぷりのよさに徐々に人気を上げていく。 | ||||||||
1995年 | ||||||||
バードマンら素人集団が設立したメキシコ系空中殺法団体が誕生。 新鮮な戦いに、人気が高まる。 マドロネックサンはマドロネックキングの団体から脱退と加入を繰り返しており、この頃は再び脱退。 |
マドロネックキングとマドロネックサンは師弟関係であり、お互いを認め合ってはいるものの、すぐに対立する。このふたりの愛憎交えた関係は、安居さんにも読めないらしい。 |
|||||||
1996年 | ||||||||
急激な人気に後押しされたバードマンがマドロネックサンと対決。完敗するとメキシコ系空中殺法団体の人気も凋落。団体はマドロネックサンに吸収される。 | ||||||||
1997年 | ||||||||
多団体乱立時代が落ち着き二大メジャー時代へ。 マドロネックキングの団体とマドロネックサンの団体に、小さなグループがスポット参戦するようになる。 スーパーパワー、マドロネックサンの団体に参戦。 マドロネックサンとの死闘を繰り広げる。 |
||||||||
1998年 | ||||||||
負けながらもランクアップしてきたザ・オーレ。ついにメジャーのマドロネックサンの団体と契約。 マタドール・デ・オロとのチームでタッグチャンピオンの座に着く。 |
||||||||
1999年 | ||||||||
創始者マドロネックファイター引退。 カミロボ界初の引退試合は、デビュー戦と同じカード「マドロネックファイターVSマドロネックキング」。 この戦いに、団体の壁を乗り越え、全レスラーが集結し、偉大な先人の最後を見届けた。 危険なバーリトゥーダー登場。 カミロボ界にも不況の波。 マドロネックキングの団体が倒産。一人になったマドロネックキングにバロンボンバーが付き人になる。 レスラーがサラリーマン化してしまい、マドロネックサンの団体も崩壊。 |
セミリタイア状態のカミロボはいるけれど、しっかりと引退したカミロボは、マドロネックファイターだけ。 世の中の流れに影響されて、なんでもありのバーリトゥードを戦うレスラーも登場したが、 ストーリーはあまり広がっていない。 団体をつぶす時というのは、カミロボの現状に少し飽きてきている時、 展開に刺激が欲しくなった時。 団体の吸収・合併、崩壊によって、選手間に新しい関係・戦いが生まれる。 |
|||||||
2000年 | ||||||||
マドロネックキングは傷みを伴う構造改革を決行。 マドロネックサンと合併、リストラを行い新団体のマドロネック軍を設立。 リングから姿を消していたファイヤーバードもインディー系団体を設立。 |
||||||||
2001年 | ||||||||
グレート赤まむし、マドロネックウォリアー、スペル・鉛たちリストラされたレスラーが、テロリスト集団を結成。乱入、暴行、興業妨害を繰り返す。 | 実際のプロレスではどんな悪役でも興業を壊すことはしない。本当に興業が妨害されたら、どうだろうって気持ちでやっていた。 | |||||||
2002年 | ||||||||
かつての大物悪者レスラー魔人の息子、マジンジュニアやザ・タガーといったレスラーたちが、危険なストリートプロレスでブレイク。 超巨大エンターテインメント団体が誕生。 ストリートレスラー、バードマンのメキシコ系、グレート赤まむしのテロリスト、それに魔神やナイトコブラも合流。 マドロネック軍は再び分裂。 マドロネックキングは、スーパーパワー、サバンナ、サンライズ、バロンボンバーらを引き連れ元祖マドロネック軍を設立。 マドロネックサンは荒神、ハリケーンロック、ザ・ダニラミーら6人の新人レスラーを入団させ新マドロネック軍を結成。 勢いのなくなってきたファイヤーバードのインディー団体から、サタンキングらが離脱。デスマッチ団体を発進させ人気を得ていく。 マドロネックサン逮捕。 元祖マドロネック軍が、経営が悪化したマドロネックサンにビジネスの取引を持ちかける。その足下を見た内容に激怒したマドロネックサンが暴行事件を犯し、すぐに傷害罪で逮捕される。 |
初の親子レスラー登場。レスラーとしての気持ちと親子としての感情が、新たなストーリーを築いていく。 魔神を作ってから20年の時がたっており、息子がデビューするのにリアルな時間感覚がある。 この年はたくさんの新人がデビュー。新人は、動きが馴染んできた1、2年後にカミロボ界を盛り上げてくれよって気持ちで作ってデビューさせる。 安居さんは、好きなキャラクターをひどい目にあわせ試練を与えて楽しんでいる。 |
|||||||
2003年 | ||||||||
巨大エンターテインメント団体の魔神が魔王に改名し、オーナーに就任。フジヤマ、ラブショックらがデビューし、一躍スターレスラーに。 サタンキングのデスマッチ団体に、マジンジュニアやザ・タガーが移籍。命がけの戦いを繰り広げる。 元祖マドロネック軍のバロンボンバーが、マドロネックバロンボンバーを襲名しリーダーとなる。 一方、戦いのテーマを見失ったマドロネックキングはカミロボプロレスから姿を消した。 |
以前は頭の中で爆発させてデスマッチの世界観を作っていたが、この頃には、実際に釘やサランラップのカッターなどを使って戦わせている。 | |||||||