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第6試合  キング オブ"名称不明"決定戦!  タッグマッチ

名称不明 VS
(試合不成立 ノーコンテスト)
名称不明
名称不明 名称不明

カミロボプロレス界に存在する謎の超地味キャラ、
4人の「名称不明」が夢の対決!

しかも、その中にはすでに現役を引退していた
名称不明も含まれているのだが…まあ良しとしよう。

もともと「名称不明」とは、空想世界の隅っこの方に
ぼんやりと見え隠れするエキストラ俳優みたいな存在なのだから…。

試合終盤には獣型の名称不明も乱入し、リング上は大混乱。
試合不成立の裁定が下された…。

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第7試合  ルーツ オブ レスリング! 師弟合体タッグマッチ

  アカオニキング VS ザ・キング  
ヤジルシン  ジゴックス

師匠アカオニキングとその弟子ヤジルシン、
そして師匠ザ・キングとその弟子ジゴックス。

両師匠は共にインディー団体を渡り歩いてきた苦労人だが、
その弟子ヤジルシンとジゴックスは
二人ともメジャー団体マックスリーグに途中入団し、
世界的トップレスラーへと成長した。

実力はありながらも大成できなかった両師匠は
自らの夢を託すかのように、その弟子を手塩にかけて育て上げた。

そして時は流れ、晴れの舞台でそれぞれの師弟は再会したのであった。

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第8試合  全団体参加バトルロイヤル

第8試合は、全団体から選抜された選手たちによる
バトルロイヤルが行われた。

たくさんの選手が一斉に戦うバトルロイヤルは
個別に試合を組まれなかった選手たちへの配慮の表れともいえるが、
選手によっては「十把一絡げ」として扱われる事に
プライドを傷つけられる者もいるだろう。

とは言え、この大会は、例えるならば
プロ野球のオールスター戦とか紅白歌合戦のような大会であり、
出場する事すらできない選手もたくさんいるのだ…。

だから僕(ヤスイ)は、こうして写真を撮っている時にも
ここに写っていない選手の事まで考えてしまったりして
なんだか勝手に申し訳ない気持ちになったりしているのです…。

試合はまさかの風林火山が優勝!

風林火山なんて、ここまで本当に何も良い事がなかった。
何も残せてこなかった。

だからやっぱり、いろんな思いがこみ上げてきて
風林火山は泣きそうになったのだろうけど、
この場合はそんなの無粋だろうし、
アホのふりして最後まで道化を演じ続けたのだろうな。

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第9試合  マックスリーグ包囲網! 8人タッグマッチ

荒神 VS ラブショック  
  ブラッド・リー シャークホーク  
  蛸虎 サンダータイガー  
  ジョー ザ・ドクロンガー

第9試合は、マドロネック軍のジョー、新マドロネック軍の荒神、
デスリングスのブラッド・リー、赤鬼の蛸虎が合体し、
マックスリーグ+ナイトコブラジムの精鋭4選手と
初遭遇を果たした。

これまで全く接点がなかった両軍の選手たちの危険な遭遇は
予想通り大荒れの展開となり、試合後も収拾がつかなくなるほどに。

特に、ジョーとシャークホークのブチ切れ対決や、
お笑いキャラを忘れて暴走したドクロンガーに観客も大興奮!

マドロネック系レスラーとマックスリーグ系レスラーの確執の根深さを
再認識する試合となった。

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第10試合  レスリングマスター対決! タッグマッチ

  ナイトコブラ VS ダイナマイトストーン
ザ・ボーグ バクダーン  

カミロボプロレス界で特にレスリング技術の高い四選手による
玄人好みのタッグマッチ。

古武道の演舞を見るかのような美しい動きの連続に
溜息を漏らす観客。
ピンと張り詰めた緊張感の中で試合は進む。

試合後、観客はスタンディングオベーション。
四選手は握手を交わしリングを降りた。

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第11試合  変身VS変形! シングルマッチ

● ココナッツ・グレート   VS   マドロネックZ ◯

フェイスオープンで変身して
「無敵の30秒」で戦うココナッツ・グレートと、
カミロボレスラーで
唯一飛行形態に変形できるマドロネックZによる
夢の「変身VS変形」対決!

試合は終盤、
怒りのエネルギーを蓄積したココナッツがフェイスオープン!
無敵の30秒で勝利かと思われたその時、
マドロネックZが変形!

飛行形態で空中を旋回しながら
30秒経つのを待ったマドロネックZが余裕の垂直着陸。

エネルギー切れのココナッツ・グレートから
見事3カウントを奪った。

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第12試合  マドロネック×マックスリーグ 世代闘争対決

  ザ・オーレ VS フジヤマ●  
マドロネックバロンボンバー ギザーマン  
  サンライズ ハリケーンロック  

マックスリーグ、マドロネック軍、新マドロネック軍を代表する
看板スター3選手(ザ・オーレ、マドロネックバロンボンバー、
サンライズ)がトリオを結成。

同じく3団体の若手スタートリオ
(フジヤマ、ギザーマン、ハリケーンロック)と対決!

6選手の意地とプライドが激突する試合は最後、
フジヤマクラッシャーを仕掛けたフジヤマの首を
バロンボンバーがガッチリとロック、
そのまま強引にバロンボンバーボンバーを敢行!

フジヤマが痛い黒星を喫した。

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第13試合  魔王VSブルーキラー ラウンド2

  魔王 VS ブルーキラー
マジンジュニア キラーゲノム  

カミロボプロレス30周年記念大会のセミファイナルは、
カミロボプロレス史に残る名勝負「魔王VSブルーキラー」の
ラウンド2として企画されたスペシャルタッグマッチ!

魔王が息子のマジンジュニアと和解し、親子タッグを結成。
対するブルーキラーは弟子のキラーゲノムと師弟タッグを組んで迎え撃つ。

人生初の大舞台でガチガチに緊張するキラーゲノム。
そして、そんなキラーゲノムに苛つく師匠ブルーキラー。

試合は魔王組のペースで進んだが、
終盤、魔王とマジンジュニアがまさかの仲間割れ!

やはり、親子の関係は完全に修復されてはいなかったのか…

完全に孤立したマジンジュニアを二人掛かりで攻め込むブルーキラー組!
勝利まであと一歩のところまで攻め込んだが
結局最後はブルーキラーがマジンジュニアのラリアットを食らって撃沈。

ブルーキラー「 ありがとうよ、ジュニア…
こんなジジイを相手に… 本当にありがとう…(号泣)」

マジンジュニア「叔父貴と試合できて、今日は最高だったよ…」

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